




出版社 夏葉社
出版年 2022年1月
こちらの商品は新品の商品になります。
在庫があるものはすぐに発送可能ですが、無い場合にはお取り寄せに10日間ほどお時間が掛かります。
※大きい判型の本のため、送料を通常より高く設定しております。他の本とのまとめ買いをオススメします。
出版社からの商品紹介
『第一藝文社をさがして』は、女性史にかんする著作をもつ著者による、
出版社の稀有な評伝です。
第一藝文社とは戦前に伊丹万作、今村太平らの映画にかんする書物を刊行し、
杉山平一の『夜學生』などの詩集を刊行した、関西の出版社です。
出版社として活動した時期は約10年と短く、これまでその実態は謎に
つつまれていました。
著者は一通のメールから、地元の滋賀に存在した第一藝文社に興味をもち、
社主の中塚道祐の遺族のもとをたずねます。
そこで手にすることのできた中塚の私家本、図書館と古書店を通して触れた
刊行物をとおして、第一藝文社というひとりの編集者によって営まれた
出版社の理念と運命をあきらかにしていきます。
デザインは同じく櫻井事務所の櫻井久さん、中川あゆみさん、
装画は小川哲さんです。
本書は半透明のカバーに包まれていますが、本体はフルカラーの布張り
というめずらしい装丁です。